新青森駅の近くにある、温泉好きには絶対行ってほしい、さんない温泉。
青森県は全国的にも温泉の数が多いんです。
県のデータによると、温泉の数は133あって、全国4位だそうです。
私も青森に来てからは温泉がすごく身近なものになり、
月に2、3回くらいは行っています。
たぶん、県内の温泉50ヶ所くらいは行きましたね。
そんな、まあまあ温泉好きの私が青森市内にある温泉で
一番の泉質だと思うところは
三内(さんない)温泉です。
入り口の看板を見ただけで効果がありそう
八甲田にある酸ヶ湯温泉なのではという声もありそうですが、
私的には、三内の方がお湯がいい気がします。
あくまで個人の感想ですよ。
場所は、青森市の中心街から西に車で15分ほど行ったところにあります。
新青森駅からだと車で5分で着くので、新幹線で来るかたは
駐車場は70~80台位は停められると思います。
さて、何がいいのかって。
お湯の泉質。
この一言につきます。
施設の撮影はNGだったので、言葉で説明しますね。
温泉は、地下750メートルから掘った源泉をかけ流しているんですが、
色がエメラルドグリーン。
入った瞬間はかなり熱く感じますが、少しすれば慣れます。
ただ、いきなり肩までつかるのはおすすめしません。
なぜなら、すぐのぼせるから。
私は、最初はふくらはぎ、次に下半身、最後に肩までの三段階方式を採用しています。
ふくらはぎを入れて数分しただけで、体中の血流が一気に動くのが分かるんです。
普段汗をあまりかかない私も、ここに来るとすぐ汗が出ちゃいますね。
ここには、青森市内の他の温泉にある、サウナや水風呂、泡風呂などはなく、
大きな浴槽がひとつと体を洗える場所が10人分くらい。
それだけ泉質勝負なのです。
ただ、ここはかなり施設が老朽化しているので、
温泉の壁が汚れていたり、
コインロッカーはなかったり(貴重品は入り口に預けます)、
電話もありません。(この時代にすごいですね)
いわゆる綺麗な温泉しか行かない人は行っては行けません。
また、硫黄のにおいが強いので、硫黄が苦手な人も行かないほうがいいです。
ただ、本当に温泉のお湯にその価値を見い出す人であれば、
間違いなく喜ぶと思います。
基本、お客は地元の人たちだけです。
高齢者の話す言葉は、私でも理解不能なため、まさに異国情緒にも浸れますよ。
信じるか信じないかは
あなた次第です。
入浴料は390円。
あとバスタオルは売っていないので、持参してくだい。
ガイドブックでは紹介されることのない、
このマニアックな温泉に、全国の温泉好きなかたよ。
湯さ入りに来いへー。
(お湯に入りに来てください)