【三内丸山遺跡】の有料化を考える

f:id:the-1taizee60h8:20190807053737j:image

きょうは青森が世界に誇る三内丸山遺跡の有料化について考えます。

 

そもそも、三内丸山遺跡って何?

というかたのために説明すると

 

三内丸山遺跡とは

特別史跡三内丸山(さんないまるやま)遺跡は日本最大級の縄文集落跡です。

今から約5900年前~4200年前の縄文時代の集落跡で、長期間にわたって定住生活が営まれていました。

 平成4年からの発掘調査で、竪穴建物跡、大型竪穴建物跡、大人の墓、子どもの墓、盛土、掘立柱建物跡、大型掘立柱建物跡、貯蔵穴、粘土採掘坑、捨て場、道路跡などが見つかり、集落全体の様子や当時の自然環境などが具体的にわかりました。
また、膨大な量の縄文土器、石器、土偶、土・石の装身具、木器(掘り棒、袋状編み物、編布、漆器など)、骨角器、他の地域から運ばれたヒスイや黒曜石なども出土しています。

 ヒョウタン、ゴボウ、マメなどの栽培植物が出土し、DNA分析によりクリの栽培が明らかになるなど、数多くの発見が縄文文化のイメージを大きく変えました。
平成12年11月には国特別史跡に指定されました。

発掘調査によって当時の自然環境や生活、ムラの様子などの解明が進められています。遺跡は通年で公開され、自由に見学することができます。

以上は、三内丸山遺跡センターのHPより引用

 


f:id:the-1taizee60h8:20190729091632j:image

というこの遺跡群、最近はさらにすごいニュースがありました。

 

7月30日に開催された文化審議会世界文化遺産部会において、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が令和元年度のユネスコへの世界文化遺産の推薦候補に選定されました。

 

すごいですよ。

 

もしかしたら、近いうちに世界文化遺産になるかもしれないんですよ。

 

ただ、嬉しいニュースばかりでもないんです。

 

それは

三内丸山遺跡 有料化で入場者4割減少も


f:id:the-1taizee60h8:20190729091629j:image

というショッキングなニュースも。

 

三内丸山遺跡は、今年の4月に隣接する展示施設「縄文時遊館」とともに「三内丸山遺跡センター」として整備され、リニューアルオープンされました。

 

それまでは、ずっと無料の施設だったんですが、リニューアルとともに有料化へ。

 

入場料は一般410円、高校・大学生200円。中学生以下は無料。


f:id:the-1taizee60h8:20190729091956j:image

有料化したら、入場者が4割減ったらしいんですが、皆さんは有料化したことに賛成?反対?

 

わたくしは賛成なのであります。

だって、すごい大きな施設なんですよ。


f:id:the-1taizee60h8:20190729092000j:image

 

遺跡の広さもさることながら、展示されている土器や展示物の多さ。これらを維持するだけでも、たぶん年間すごい金額になりますよね。


f:id:the-1taizee60h8:20190729091950j:image

入場料410円だったら妥当かなと思うんですけど。

逆に今までよくお金取らなかったよなと?

 

田舎館村にある田んぼアートも以前は無料でしたが、現在は有料に。

それでも人は以前と同じくらい来ていたはずです。


f:id:the-1taizee60h8:20190729091953j:image

もっと三内丸山遺跡の魅力をうまく伝えたら、人は戻ってくると自分的には思うんですが。

 

f:id:the-1taizee60h8:20190729091823j:image

全国的にも似たようなケースはありそうですよね。

有料化しても入場者が減らない方法って何があるんでしょうね?