青森ねぶた祭りが、さらに楽しくなる三つの方法
こんにちは。
青森にもついに祭りシーズンがやってきますね。
祭りだ。祭りだ。
8月に入ると、青森県内は各地で祭りムード一色に。
そして、全国的にも有名な青森ねぶた祭りが開催されます。
開催時期は、ほぼ同時期。
なかでも勇壮な大型ねぶたと、
大勢の人が跳ねるハネトで有名な青森ねぶた祭り。
昨年は、祭り期間中に282万人の人が訪れたそうです。
県の人口の倍以上ですから驚きです。
春の桜と夏のお祭りの時期だけは、青森にどっと人が押し寄せるんですよー。
今日は、この青森ねぶた祭りをさらに楽しむための方法を、
県外から来た観光客向けに書いてみました。
(個人で旅行に来たかたを対象にしています)
①ねぶた祭りの歴史を知ろう
祭りは見るだけでも十分楽しいのですが、
歴史を知っているとさらに楽しくなります。
でもどうやって知るの?
青森駅から歩いて1分の場所に、
ねぶたの家 ワ・ラッセという観光交流施設があります。
ここでは、ねぶたの歴史のほか、
昨年ねぶたの賞を受賞した大型ねぶたが数台飾られていて、
間近で鑑賞することができます。
また、ねぶたの制作工程のひとつである紙はり、
お囃子、跳人と呼ばれるねぶたの踊り体験もできます。
詳細はワ・ラッセのHPをご覧ください。
②制作風景をのぞいてみよう
ワラッセからさらに海側に歩くこと5分。
(陸奥湾を眺めながらの歩きもオススメ)
今年の大型ねぶたが制作されているラッセランドという場所があります。
ねぶた祭りの頃には、もう作品は完成しているので、
制作作業は見れるか分かりませんが、
祭りに出発する前の、今年の大型ねぶたを一挙に見ることができます。
祭り期間中、ラッセランドには、ねぶたの無料ガイドもいるので、
色々とわからないことを教えてくれますよ。
③ねぶた祭りは見ても参加しても楽しい
ねぶた祭りの楽しみかたは色々あるのですが、
ひとつは見て楽しむ。
ねぶたをできるだけ近い距離で見たい場合は、
新町通り沿いで見るのがオススメ。
ちなみに、この通りにある本町という、飲み屋街を歩いていると、たまに芸能人を見かけたりします。
毎年、必ず誰かは見ますよ。
本当の話しです。
一方で、ねぶたがダイナミックに動くのを見たいなら、国道沿いで見たほうがいいです。
審査員席があるので、ねぶたが色々と見せてくれるんです。
あと、もうひとつの楽しみかたですが、
ハネトとして参加する。
ゆかた、たすき、鈴、花笠などハネト衣装に身を包めば、
祭りにハネトとして参加できます。
※ジーンズ、Tシャツで参加しようとすると本気で怒られるのでやめましょう。
事前の登録や受付も必要ありません。
ハネトの衣装を着て、運行がスタートする前までに(19時10分スタート)、
運行コースに待機しているねぶた団体に入れば参加OKです。
ねぶたの衣装は販売もレンタルもしているので、
ぜひ跳ねて楽しみたい人にはこちらがオススメです。
衣装の販売は8000円くらい。
地元のデパートやお店で一式セットで売られています。
レンタルは3000円から5000円ほどで、
着付けが無料のほか手荷物も預かってくれます。
※足袋と草履は別途買わなければいけません。
2つで3000円位が目安です。
詳細は青森駅を出てすぐの観光案内所で聞いてみてください。
ハネトとして参加すれば、
大声出しても、いっぱい飛び跳ねてもOK.
テンションがあがること間違いなし。
仲間と一緒でも、一人でもOKです。
祭りのあとのビールは最高ですよ。
ただ、3キロは跳ねながら歩くと思うので、次の日は筋肉痛になるかも。
今年のねぶた祭りは、8月2日~7日まで。
大型ねぶたの運行は、夜の7時10分から9時。
※7日は昼に運行します。
ねぶたの運行が始まる前に、
上記の施設を見るだけで祭りの楽しみは倍増しますよ。
ちなみに、今のところ全国で話題になっている
熱中症になる心配はほとんどありません。
全国の祭り好きよ。
今年は青森で熱くなろう。