古坂大魔王著『ピコ太郎のつくりかた』を読んで
こんばんは。
1年半前まで【バズる】の意味を知らなかったミスターイッチーです。
なんせ2年前まではスマホすら持ってなかったですからね。
【バズる】の意味をネットで調べると下記の説明が載っています。
以下、Weblio辞書からの引用です。
短期間で爆発的に話題が広がり、多くの人の耳目や注目を集め、巷を席巻すること、といった意味で用いられる言い回し。主にインターネット上におけるソーシャルメディア等を通じた拡散などについて用いられる。
この【バズる】いや【バズった】といえば、忘れてはならない方がいますよね。
『PPAP』で世界的に有名になった、青森が産んだ世界的スター、ピコ太郎こと古坂大魔王さんです。
厳密には、古坂さんはピコ太郎さんのプロデューサーなんですけどね。
先月発売された古坂さんの著書『ピコ太郎のつくりかた』には、世界中で一大ブームが起きた秘密と売れるための準備が詳細に書かれています。
動画ではペンとりんごを見せないことが重要だと書いていましたが、上の写真はブログ用なので見せかたを少し変えています。
本のなかで気になったところは、
【PPAP】の音について
一度聞いたら忘れられない音ですよね。
イッチーのような音の素人から見ると、誰でも簡単に作れそうに思うんです。
でも、本を読むと古坂さんの音へのこだわりが半端ないことが分かります。
PPAPの音の編集は、1フレームずつ変えて、毎日見て、つまらなかったらまた変えてということを繰り返し、編集に2〜3週間かけて行ったそうです。
こだわりを徹底することが大事
と言っています。
音にこだわったからこそ、ジャスティン・ビーバーや彼のプロデューサーのスクーター・ブラウンなど本物の人が気づいてくれたそうです。
とことんまで自分がいいと思うものを追求すると、SNS社会では世界の誰かが見つけてくれるそうですよ。
うーん。音楽だけじゃなく映画、製品、食べものもいいものには、製作者のこだわりがすごい詰まってますよね。
情報量を引き上げるための編集技術について
舞台の時代、テレビの時代、スマホの時代。
デバイスの変化は視る人の「おもしろい」の基準を変えるんですって。
同じようなことを明石ガクトさんも『動画2.0』で言ってましたね。
ネット環境が5Gになったら、この基準はさらに変わるかもしれませんね。
新しいことを試し続けられる人だけが生き残っていくんですって。
イッチーも変わります。
中年のおじさんになりましたが、古坂さんを見習って新しいことにチャレンジしますよ。
前にも書いたけど、今年はユーチューブにも挑戦してみたい。
最終的には愛こそが最強
古坂さん言わく「愛こそが最強」なんだそうです。
人が何かを達成するためには、愛されることが大切なんですって。そのためには、まずは自分が人に愛を与えることが一番。
キリストも愛の大切さを
ビートルズも「All You Need Is Love 」を歌っていますし、
世界で受け入れられるには、やはり最後は愛なのかなと…
最後に
青森には海外で売れる商品、コンテンツがいくつかあるんですよね。
青森産のりんご、ホタテ、ナマコなどの農水産物。
ねぶたやねぷたなどの祭り。
オリンピックの閉会式で話題になった、青森大学の新体操部など。
そしてピコ太郎!
いや、まだまだあるはずなんです。
PPAPのヒットの後、青森から新たなものを日本で、そして世界でバズらせてみたいと思った人はいたはずです。
イッチーもその一人です。
本気ですよ!
まだアイデアは浮かびませんけどね。
その時に備えて、もう一度本を読むことにします。